マトゥアの歴史
・1969年 MATUA創設者、ビルとロス・スペンス兄弟がニュージーランド初のソーヴィニヨン・ブランを植林。
・1973年 スペンス兄弟はウエスト・オークランドに小規模な施設を借り上げ、ワイナリーを建設。
・1974年 最初のソーヴィニヨン・ブランを発売しました。
・今日、この二人の男性の挑戦によりニュージーランドは、世界的にフレッシュでバランスがとれているソーヴィニヨン・ブランで有名となりました。
マトゥア創設者 ビル・スペンス(左) ロス・スペンス(右)
マトゥアのアイデンティティー
・「MATUA」(マトゥア)はニュージューランド原住民マオリ族の言葉、マオリ語で「総本家」「家長」を意味しています。
・マオリ族は「タ・モコ」と呼ばれるタトゥーを使って、自身のアイデンティティーを表現します。
・そこでワイナリー独自にタ・モコ(タトゥー)を作り、自社のロゴとしています。
・また、自社ロゴに用いているイメージカラーはニュージーランド南島にて顕著にみられる、真っ青な河川のカラー“ティエル・カラー”です。
ニュージーランド北島、マトゥアワイナリーレストラン
ニュージーランド南島、マトゥアワイナリー
マトゥアの自社畑について
・ニュージーランド北島東部ホークスベイ、南島北部マールボロ(ワイラウヴァレーとアワテレ・ヴァレー)、
南島の南東部セントラル・オタゴに合わせて360ヘクタールの自社葡萄畑を所有しています。
*ちなみに360ヘクタールは、東京ドーム約77個分です。
・創業は北島からスタートしましたが、現在では気候・土壌など諸条件が整っていることから、南島が主体となっています。
ソーヴィニヨン・ブラン種の葡萄
ホークスベイについて
・ニュージーランド最古のワインの産地であり、日照時間も長く、品質の高い赤ワインの産地として国内最大の規模を誇っています。
・水はけのよい土壌で、肥沃度がもともと低く、暑くて乾燥した風と少ない降雨量が特徴です。
・フランスのボルドー的な自然条件で、優れたシャルドネ、シラー、メルローの産地として知られ、
他にもソーヴィニヨン・ブランとリースリング等が植えられています。
・サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド(SWNZ) の認証を受けたワインの割合が最も高い場所でもあります。
ホークスベイの葡萄畑
マルボロについて
・日照時間が長く、ニュージーランドワイン産地の中では乾燥した地域として有名です。
・比較的涼しい気候条件のため、ぶどうは長く時間をかけて成熟することで風味が強められ、
表情が豊かで、非常にピュア、香り高い風味のワインとなります。
・マルボロはソーヴィニヨン・ブランの産地として有名であり、
他にもシャルドネ、ピノ・ノワールなどの香り高い白ワイン産地として有名です。
マルボロの葡萄畑
セントラル・オタゴについて
・ニュージーランドで最も標高が高い、世界最南端のワインの産地です。
・湖と深い川の峡谷が交差した、山に囲まれた壮観な場所にあり、冷涼な気候で有名です。
・雲母片岩が堆積した氷河由来の土壌はピノ・ノワールに理想的な環境であり、エレガントで表情豊かなワインをつくります。
・セントラル・オタゴ産ワインの80%がピノ・ノワールであり、他にはリースリング、ピノ・グリ、シャルドネ品種などのワインが有名です。
セントラル・オタゴの葡萄畑
マトゥアの輝かしい受賞歴
*ニュージーランド・ワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー 4年連続受賞(2013〜2016)
IWSC(国際ワイン&スピリッツ・コンペティション)他
*ランド・アンド・レジェンド ソーヴィニヨン・ブラン2013年ヴィンテージ
金賞受賞、香港IWSC2013年
*リージョナル ソーヴィニヨン・ブラン2013年ヴィンテージ
・金賞受賞、香港IWSC2013年
・金賞受賞、ニュージーランド・インターナショナル・ワイン・ショー2013年
・金賞受賞、中国ワイン&スピリッツアワード2013年
・金賞受賞&最高金賞(クラス最高賞)、サンフランシスコ・インターナショナル・ワイン・コンペティション2013年